AutoCAD2017本日発売 - CADオペレーターのメモ帳

AutoCAD2017が本日2016年3月22日より順次発売されるようです。
以前からアナウンスされていたように
AutoCAD2017から永久ライセンスでの販売はなくなり
サブスクリプションのみの販売となります。

さて。気になる保存形式ですが。
今回も2013形式が引き継がれるようですね。
2000形式、2004形式、2007形式、2010形式と
これまでは3世代ごとに形式が変わってきましたが
2013形式はAutoCAD2017を含めるとなんと5世代目。
かなり長いですね。

主な変更点は

スムーズなマイグレーション
PDF のサポート
デザインビューを共有
自動調整中心マーク、中心線
コーディネーションモデル: オブジェクトスナップのサポート
ユーザインタフェース
パフォーマンスの向上

とのこと。
うーん。使ってみないとなんとも言えないですが
PDFや中心線コマンドは便利そうかな。

あと、個人的に注目したいのは

非常に多くのセグメントがあるポリラインのオブジェクトスナップのパフォーマンスが、図心(GCEN)の計算を省略することによって向上しました。

という点。
普段定常オブジェクトスナップで作業しているのですが
平面図内で広い範囲を囲ったポリラインがあると
カーソルを近づけただけで落ちる…
なんてことがよく起こっていまして。
重い図面の時は解除して、取りたいときだけShiftを押して…
なんてやっていたのでかなり助かります。

…いや、その前に、こんな低スペックで2017動くのかな…